深閑の青、そして青の情感! 青、藍、蒼、碧、紺、縹…は 安らぎ、和み、癒し、伝統、文化の色、香りそして心である。 青に魅了されて15年余りになる。
青(Blue)は基本色のひとつで、空、海や瑠璃のような色の総称とされ、光の三原色の一つも青と呼ばれている。 現代の青に相当する色として日本では伝統的には藍や縹を用いられてきた。 日本においては青を表現するための染料として古来はツユクサであり、その色を花色と呼んだことに由来すると思われる。 後には染料として藍が用いられるようになり、藍や縹が青系統の色を表す総称として定着した。 ヨーロッパでは美しい紫青色を出す顔料には半貴石(瑠璃)lapis lazuliラピスラズリを原料とした 顔料(ウルトラマリン)を用いたと言われている。